日向薬師参道の仁王門(山門)
日向薬師の参道の中間地点にある仁王門(山門)です。
伊勢原市指定文化財 金剛力士像 二軀
金剛力士は仁王ともいわれ、寺の表門にて境内を守るとされます。向かって右側は口を開いて左手に金剛杵をとる阿形像で、像高は三・五〇メートル、左側の一体は口を閉じて右手を開いた吽形像で、像高は三・五二メートルです。ともに寄木造りで、朱漆により彩色されています。火災により仁王門とともに焼失しましたが、本堂の賓頭盧尊者像の台座裏には、天保四年(一八三三)、賓頭盧尊者像の修理とともに再興されたことが墨書きされていました。作者は鎌倉扇谷の仏師、後藤真慶です。
「伊勢原市教育委員会」看板より
右側 阿形像
左側 吽形像